アフリカ

アフリカは、中間層の急拡大や若年層中心の人口構成を背景に「最後のフロンティア」と呼ばれ、その成長性やポテンシャルに世界から期待が集まっています。政情不安、財政難などの課題を抱える地域もある一方、全體として民主化が進み、安定的な経済成長を見込めるようになってきました。日本でも近年アフリカ開発會議(TICAD)へ參加する民間企業が増加するなど、注目度が増しています。1920年代から1世紀近くに渡ってアフリカで事業を行ってきた豊田通商は、同地域への更なる注力を目指し、2012年に1850年代よりアフリカ仏語圏を中心にプレゼンスを高めてきた仏最大の商社CFAO社へ資本參加しました。2016年には同社を完全子會社化し、更に2017年4月には、社內のアフリカ関連事業を統合?集約し、全社初の地域軸本部であるアフリカ本部を新設しました。また、2019年1月には、トヨタ自動車(株)のホーム&アウェイ戦略に基づいて、同社のアフリカ市場における営業業務を當本部に全面移管しました?,F在ではアフリカ全54カ國へのネットワークを有し、総勢約22,000名の従業員で多彩なビジネスを展開しています。今後もアフリカの人や社會と共に成長することを念頭に、事業基盤の更なる強化と拡大を目指します。

モビリティSBUでは、自動車販売?アフターセールスから、自動車および二輪車のKD(ノックダウン)生産、自動車生産支援事業に至るまで、自動車事業バリューチェーンの拡大?強化を目指した取り組みを行っています。更に、南アの最大手ディーラーの買収による代理店事業強化、生産事業のラインナップ及び展開國拡大、次世代自動車/Maas事業に特化した投資事業會社の設立による現地スタートアップとの協業など、既存事業の強化?幅出しや新規事業への參入にも取り組んでいます。

ヘルスケアSBUでは、西部アフリカを中心に醫薬品卸事業を行っています。北アフリカでは歐米醫薬メーカーの醫薬品受託製造を行っており、サブサハラ地域への拡大も検討しています。ナイジェリアとガーナでは遠隔診斷が可能なクリニックを開設し、先進國レベルの醫療を提供することで、人々の健康に寄與する取り組みを推進しています。

消費財SBUでは、カルフール社と提攜したショッピングモール?スーパーマーケット運営事業、ハイネケン社との合弁ビール製造事業など、アフリカで臺頭する中間層のニーズに応える事業を積極的に展開しています。

電力?インフラSBUでは、ケニアでの地熱発電や同國未電化地域のミニグリッド事業、ナイジェリアの太陽光発電など、再生可能エネルギーへの取り組みを強化しています。さらに、ケニアモンバサ港へのハイブリッド型クレーン供給、アンゴラ?ナミベ港の開発など、地域の経済発展に不可欠な物流インフラ整備を通じてアフリカの成長に貢獻しています。

サブサハラ?アフリカ自動車販売店の為の集中在庫ヤード(ベルギー)
サブサハラ?アフリカ自動車販売店の為の集中在庫ヤード(ベルギー)
醫薬品の集中在庫拠點(フランス)
醫薬品の集中在庫拠點(フランス)
ショッピングモール(コートジボワール)
ショッピングモール(コートジボワール)
主な商品?サービス

自動車、ヘルスケア、消費財、リテール事業などを中心に製造?販売?サービスを行う他、電力インフラ、農業、 ICTなどアフリカの課題解決につながる分野で新規事業の開発に取り組んでいます。

価値創造事業


特徴1

「WITH AFRICA FOR AFRICA」という理念の下、アフリカの人や社會と共に成長することを目指し、事業基盤のさらなる強化と拡大に取り組んでいます。アフリカにおける真のリーディング企業となるべく、事業創造のみならず、人材育成や社會貢獻活動を通じてアフリカの自立的発展に貢獻しています。

特徴2

東南部アフリカを中心に、自動車代理店事業を基盤としたネットワークを築いた豊田通商と、西部地域の仏語圏アフリカで1世紀以上の歴史と確固たるプレゼンスを持つCFAOとのアライアンスにより、アフリカ全土にわたって効率的?戦略的な事業展開を行っています。

2021年3月期第3四半期の取り組み

自動車の現地生産を目的に、車両生産會社TOYOTA TSUSHO MANUFACTURING GHANA CO. LIMITEDを設立し、ガーナにおいて日本企業で初となる車両組立事業者の認可を、2020年10月に取得しました。2021年半ばの稼働開始に向けて準備を進めています。

アフリカ事業のプロジェクト紹介